脳から自律神経を整える

自律神経の乱れによる症状に対して、いくらお薬を飲んだり、慰安的なマッサージや整体を受けたところでなかなか改善しません。

自律神経の不調を改善させるポイントは「脳」です。

今まで、「脳」に対して施術をしていなかった方は是非最後までお読みください。

脳はすべての活動の司令塔

皆さんご存じの通り、脳はすべての活動の司令塔です。
自律神経・筋肉・関節・ホルモン・感情のコントロールなどすべて「脳」が支配しています。
また、自然治癒力を引き出すのも脳の働きになりますので、人間の本来の回復力を高めるには「いかに脳を活性化させるか」が大切です。

うつ病・パニック障害・不安障害・適応障害

ストレス（不安・恐怖・悲しみ・怒り）を感じると、脳にある偏桃体（へんとうたい）がブルっと震えます。
この偏桃体が震えている間は、ストレス感情を感じます。しかしいつまでもストレス感情を感じているわけではなく、前頭葉が負の感情を抑えてくれます。
この流れで、脳は正常に戻ります。

しかし、ストレスが長期的もしくは過度にかかった場合、偏桃体が震えるどころか「暴走」してしまいます。
抑制してくれる前頭葉も同時に疲れてしまい、今度は「前頭葉の働きの低下」になってしまいます。

前頭葉の働きが低下すると、
・自律神経などの不調が治りにくくなる
・感情のコントロールができない
・分かっていても「できない」状態になる
・うつ病、不安障害、パニック障害、適応障害などの精神疾患

こうなってしまうと、自分の力ではコントロールできなくなります。
意思や性格の問題ではなく「脳の働きが低下」していることによるものです。

ですので自律神経を改善させるには「脳」へのアプローチはとても大切な施術です。

＜当院の脳へのアプローチまでの流れ＞

1.問診

初めて来院された方は、問診票を記入していただき、お身体のお悩みや不調をヒアリングさせていただきます。根本改善を目指すためにも、お悩みはすべてお伝えください。

2.股関節の動きを確認

お身体は全身繋がっていますので、関節を動きを確認しています。健康的な方は、股関節が柔らかく痛みは出ませんが、体が固く不健康な状態ですと、少し動かしただけで痛みが出たり、動きの制限が出現します。

3.神経伝達テスト

腕に力を入れていただき、私が引っ張る方向と逆の方向に抵抗していただきます。これは筋力テストではなく「神経の働き」を確認しています。全く力が入らない方もいまして、そういった方は自律神経の働きが低下している傾向があります。

4.腓腹筋テスト

腓腹筋（ひふくきん）いわゆる「ふくらはぎ」を手で少し圧迫します。健康状態では、気持ちいい程度の感覚ですが、不健康な状態では、過敏で痛みが強い場合が多く、全身の神経や筋肉が緊張している可能性があります。

5.鍼（はり）を印堂穴に１mm刺入します

印堂（いんどう）というツボに鍼をしますが、このツボは脳・神経をリラックスさせる効果があります。初めての施術で緊張もされている方が多いので、施術効果を最大に引き出すためにもまず印堂を狙います。また、脳の活性化の鍼（はり）施術の1つの方法です。

6.振動を用いて脳を活性化＆リラックス

スパイナルVFアジャスターという医療機器を使って「振動刺激」を脳に与えていきます。

この振動は「α派」と同じ周波数の振動リズムなので強制的に脳が活性化＆リラックスします。
「カチカチ」とリズミカルな振動で顔面の神経を介して脳にアプローチし致します。

7.カウンセリング

問診～施術までの経過を踏まえたうえで、「ここまで治ったら最高」といったゴールを決めます。また、脳の働きは著しく低下している場合には、自宅でのケアは進めていません。なぜなら「分かっているけどできない」という脳の状態だからです。まずは、施術をしっかり受けていただき脳の働きが回復し、自分でも少し取り組めるようになった際に具体的なセルフケアをお伝えさせていただきます。

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